七夕の夜。
織姫と彦星が出会うロマンチックな夜。
波に乗るドイツを無敵艦隊スペインが撃墜した夜。
俺は新しい世界の扉を開いたのだった。
その時の感覚は納豆ご飯に刻みネギを入れた時のそれに近い。
今までの俺の世界では「平等」でなければならなかった。
何か物事や人の関係には必ず解決策があると思っていた。
原因と結果は「平等」であるはずだから。
しかしそうではなかったのだ。
原因も結果も何の変哲もない一要素であることに気付いた。
だから、答えが出ないものは答えを出さなくてもいい。
無理に出そうとするから苦しかったんだ。
変えられないことも変えなくていいんだよ。
俺は今までの自分の「平等」って「言葉」に支配された世界を手放した。
「言葉」には「重み」があってその分俺は身軽になった。
最近苦しかったんだよ。
一人になって。
体に話しかけて。
コンガに触れて。
本を読んで。
自分の思いを口に出して。
そしたら、
またワクワクする自分に出会えた。
少し楽になったよ。
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