以前学生時代宇宙人に遭ったことがある。
中学二年生ぐらいの頃だっただろうか…。
ひたすら多感な時期だった。
地学の教科書をどんな教科の授業でも眺めていたし、関数の放物線のグラフに無限を感じた。
ゼノンのパラドックスにも似たような無限への憧れは抑えきれない。
外なる宇宙へも内なる宇宙へも広がりは変わらない。
極限の極限でゼロと無限の混在するポイントがあるんじゃないかなんて未熟な頭で考えた。
ちなみにゼロだけ他の数字に比べて異質に感じるのは気のせいかな?!
色んな状態を含んでる気がする。
となると上の例のように、人間ある一定の区間だけを切り取って考えてしまうと、出来ないことが出てきてしまう。
だから全ては一繋がりで、自分の人生なんかよりももっと永い尺度で考えたら、出来ないことなんて何も無いんじゃないか。
なんて考えて、思いを時間軸なんかよりもっと拡張してみれば人間に不可能なんて無いんじゃないか!!
そんな純粋なユージ少年は成績もトップ。
あの日が来るまでは…。
だいぶ脱線したけどある日真夜中の2時頃急に眼が覚めた。
目覚めた瞬間俺は恐怖心でいっぱいになった。
部屋の中を目に見えないエネルギー体が幾つも飛び回っていて、順々に俺の体を通り抜ける。
その瞬間肛門から氷柱をさされたように冷気が体を駆け巡る。
ふと目を横にやると、当時ベットの脇に出窓があってカーテン越しに大きな怪鳥に跨った宇宙人が二つの大きな眼を光らせて俺を狙っていた!!
もちろん俺は金縛りで考えるって以外のすべての自由を奪われていた。
部屋の中はエネルギー体でいっぱいだし
出窓の外には怪鳥がめっちゃ羽ばたいてるし
口ばしが窓にコツコツ当たってるし
宇宙人の目玉は光ってるし
なんか色々怖えーし
声は出ないけど精一杯叫んだ。
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ嗚呼ぁああああ!!!!!!
と、その時。
ポンっ!!
俺の頭のてっぺんから何かを抜かれた。
それは続く。
ポコっポコポコポコっポコポコポコっポコポコポコ~
それはそれはリズミカルに続いた。
やたらと気持ち良かった感覚を今でも思い出す。
そう。それはマジシャンが口から国旗の旗が繋がってるのを出すみたいに。
学力テストで日本一をとったことのある頭脳は今はもういない。
あるのはただ感覚を研ぎ澄まされた肉体だけ。
もの覚えは格段に悪くなった。
何回も同じことを聞く。
早口の人と会話ができない等々、数えればキリがない。
あの出来事がなかったら俺はどうなってたんだろう…。
まぁ別にいいけどね。
楽しいから♪
もうあれから15年位は経つけど元気かい?
頭のいい俺。
宇宙人へ
返してくれなくてもいい!!
使うのならせめて宇宙の為に使ってくれ!!
2 件のコメント:
スゴイ~~~!
スゴスギマス~~!!
オモシロスギマス!!!
コワスギマス~~~~~
実は私も宇宙人にやられました。
あぁぁ~(笑)
地和子先生もやられたんですね~!
今度経緯を聞かせて下さいね☆
それにしてもお互い大変ですね♪
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