耳をすませば

人間誰しも上手くいかない時や落ち込む時があるよね。


誰かに慰められたら嬉しいけど、自分が動かなきゃ状況は変わらない。


そんなとき俺は耳に手を当てる。


余計な雑音を聞かない為？


集中する為？





いいや。





燃え上がるためでしょ～!!







耳に手を当てたら何も聞こえなくなると思うでしょうが、よく耳をすませて聞いてみて!!


そう!!自分の血液が轟々と体を流れる音が聞こえるんです!!


それはまるで地響きみたいに!!












赤血球が!!



血小板が!!



白血球が!!



ヘモグロビンが!!












自分がどんなに落ち込んでても彼らは全力で俺の体を駆け巡る。


まさに大地の鼓動が鳴り響くっ!!











ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオォォォォォォ～～～～～～～!!!!!!!!!!!!












テンション上がるっしょ～↑↑






立ち止まってるように感じるときだって、俺の体内では約500万もの熱い漢達の宴が繰り広げられている訳だ。





くよくよなんかしてられるかっ!!




こうやって心の蝋燭の火を絶やすことなく、かつ大きく強く燃え上がらせて行くのデス…。




あぁ～何か汗かいて来た。


裸になってもいいですか？


ちなみにこんなに熱く語っておいて今さらですが、健康診断とかで必ず医者に書かれる一言がある。













それは…















貧血気味。











採血は横にならないと出来ないゼ☆